【スロプー】今からパチスロの専業になるのは辞めた方がいい6つの理由【将来性は皆無です。】

こんにちは。ユウです。

 

ぼくは、かれこれ10年以上前にはなりますが都内でパチスロで勝って生活をしていました。
いわゆる“スロプー”とか“専業”とかいうやつです。

毎日パチンコ屋さんに通っている内にパチンコ屋さんの内部のことをもっと知りたいと思うようになりパチンコ業界に就職をして引退となりましたが、今でも副業感覚でパチスロは打っています。

専業と副業どちらも経験した結果、専業を辞めて良かったと今は思っています。

 

というわけで今回は

今からパチスロの専業になるのは辞めた方がいい

というテーマを体験談を踏まえて記事にしました。

 

それではご覧ください。

 

今からパチスロの専業になるのは辞めた方がいい6つの理由

 

楽して稼ぎたいなぁ
今の仕事はきつすぎてもう辞めたい・・・

 

などと考えている方にとって

 

“パチスロで勝って生活をする”

 

というのは非常に魅力的に聞こえるかもしれません。

 

遊びながらお金も増やせるなんて最高じゃん!

なんて考える方もいるかも。

 

 

ですが、実際にやったことあるからこそ言えます。

今からパチスロで生活をするのは全くオススメできません。

 

理由は大きくわけて6つあります。

①そこまで稼げません。
②やりたいことはできません。
③結局、無職です。
④やりがいはありません。
⑤孤独です。
⑥将来性は皆無です。
⑦業界に未来がありません。

 

順番に解説していきます。

 

理由① そこまで稼げません。

専業になってもたいして稼げません。

ツイッターとかみてると月収100万円とか年収1,000万円とか景気のいいツイートをよく見かけますが・・・

 

9割は嘘です。

 

中にはガチの人もいるでしょうが普段のツイートとかみてると明らかに嘘でしょって人がほとんどです。そもそも収支表なんて数字入れるだけなんで適当な数字入れていくらでも捏造できますし。月末月初に承認欲求高めの方たちが見栄の張り合いしてるだけです。

 

専業はどのくらい稼げる?

では実際に今の専業の方々はどの程度、稼いでいるのでしょうか?

ぼくの専業時代の知人たちに話を聞いてみました。

 

40代 Bさん

Bさんは専業歴20年のベテランです。

設定狙いがメインのスタイルです。

2019年の収支は300万円とのことでした。

引退は常に考えているけど中々踏み切れないそうです。

 

30代 Cさん

専業歴は合計で8年くらい。ぼくと出会った頃は兼業でした。

エナ専で2019年の収支は420万円。

何回か就職してますが続かなく、その度に専業に戻ってきてるそうです。

→2021年の収支を聞いてみたら600万円にアップしてました(笑)遊タイムバブルの恩恵だそうです。こんな記事書いといてあれですが、ちょっと悪くないかもって思っちゃいましたよ(笑)

 

30代 Dさん

専業歴は15年ほど。かなり下手くそ。

2019年の収支は150万円。

いや、働け(笑)

 

 

ぼくの予想より更に下をいく結果になりました(笑)

さすがにもっと稼いでいる専業の方はいると思いますが、うまい人でも年収600万円~700万円くらいでピンだと1,000万円オーバーはほぼいないんじゃないでしょうか。

 

時給換算すると悲惨・・・。

420万円も稼げるならいいじゃんって思うかもしれません。

 

ほとんどの専業は月28日くらい10時間ほどパチンコ屋さんにいます。

 

月間280時間です。

420万円÷12ヶ月=月収35万円なので

 

時給換算すると1,250円です。

アルバイトとしてならまだいいですけど、社員なら時給2,000円くらいの仕事はけっこうあるのでこれなら普通に働きなさいって感じです。

 

ちなみに東京都のアルバイトの最低時給は1,041円です。

高校生のはじめてのアルバイトでも1,000円オーバーの時代にわざわざリスクを冒して時給1,250円の専業生活を選ぶ必要はないでしょう。

理由② やりたいことはできません。

“夢を実現させるためにフリーターをやっている”とかよくある話ですよね。

休みを自分で決められるっていうのは確かにメリットだとは思います。

しかし、スロプをしながら夢を追いかけるとか実際のところ不可能です。

 

専業の多くは期待値依存症です。

専業生活をしている人の多くは先ほども書いた通り月に280時間ほど稼働します。

 

期待値依存症

多分そんな病名はないと思いますが現役でパチンコ・パチスロで食べている人はめちゃめちゃわかると思います。専業の方々は期待値を稼がないと不安になってしまうんです。

設定狙いオンリーとかならまだ休み取れますが、今の時代はハイエナも取り入れないと厳しい時代になってきました。なのでイベント日とか関係なく基本的に年中無休で活動できちゃいます。

毎日ハイエナで巡回している人ってどこのホールにもいると思います。

 

夢を追いかけようと思っても実際は目の前の期待値を追いかける事しかできないのがほとんどです。(うまい!)

 

 

理由③ 結局、無職です。

“スロプロ”とか“専業”って聞くとかっこよく聞こえますけど、要は無職です。

クレジットカードを作るのも家を借りるのも一苦労です。

ほとんどの専業の方はパチスロで勝ったお金を申告してないでしょうから手取りはいいかもですが有給も出ませんし、退職金も出ません。

病気になっても、傷病手当金も出ません。

専業生活を長くやればやるほど人生の期待値はマイナスです・・・。

 

しかも普通に働いていれば、社会に貢献したり人に感謝されたりとやっててよかったみたいな瞬間はあるものですが、専業生活は人々に感謝される、社会に貢献できる事が基本ありません。

むしろどちらかと言うと嫌われます。ぼくも専業時代は2chでめちゃくちゃ叩かれてましたね(笑)

 

理由④ やりがいはありません。

パチスロで勝つことって実際にやってみるとかなーり地味です。

もしかしたら、簡単に大金ゲットできて楽しそうってイメージを持ってる方がいるかもですが、全くそんなことないです・・・。

どちらかと言うと工場でひたすら同じ作業を繰り返しているという方が近いかもしれません。

※工場勤務を悪く言っているわけではございません。

 

パチスロで勝つっていうのは期待値を追いかけることです。

これだけです。これ以外にありません。

期待値を追いかけるっていうのは機械的にルール通りに打つという事です。

設定狙いをしていて設定6確定演出が出たら、基本的にどんなに凹んでも、たとえ投資が10万円を超えていようと閉店時間を加味したギリギリの時間までぶん回すのがセオリーです。

そこに自分の感情とかは必要ありません。

ただ機械的に小役をこぼさず、無駄なく打つだけです。

それを毎日続けるわけです。

まぁ面白くないです。

 

今、専業やってる方で

「スロット面白い!!」

って思ってる方はかなりレアです。

そういった方は楽しく生きているので続けていいと思います。

しかし、大体の方は三か月も専業生活をすると「パチスロつまらないなぁ」となっちゃいます。

 

理由⑤ 孤独です。

毎日、満員電車に乗って上司にペコペコしてうんざりって方も多いかもしれません。

でもスロプってマジで孤独です。

大体、台と語りあって1日が終わります(笑)

 

一人が好きって方も多いですが実際仕事やめてスロプになったら9割の人が孤独を感じると思います。

くる日もくる日も打ちながらスマホいじってるか徘徊してるだけですから。

きっと同僚と愚痴ってた日々が懐かしく感じます。

 

友人たちとも疎遠になっていきます。

特に結婚とか子育て、マイホームとかが話題に出てくる30代前半くらいから孤独感は一層強まるでしょう。

 

台の情報や他店の情報を話す程度のスロプ仲間はできると思います。

理由⑥ 将来性は皆無です。

当たり前ですが将来性は皆無です。

そもそも真っ当なお金の稼ぎ方ではないですからね。

特にコロナ問題とかで身に染みた方も多いんではないでしょうか。

 

年代平均年収
全体男性女性
20代345万円369万円319万円
30代442万円481万円375万円
40代507万円567万円401万円
50代以上622万円671万円428万円

引用元:doda

上の表は日本の年代別の平均年収です。

年代が上がるに連れ年収も上がっています。

 

しかしスロプーは年齢と共に年収が上がっていくことはないです。

理由としては

体力的にしんどい。

成長できることが限られている。

といった点が挙げられます。

 

体力的にしんどい。

1日中パチスロをやるのって凄く疲れます。

肩も凝りますし、耳や目も悪くなります。

年を取れば取るほど回復も遅くなるので体力的にしんどくなります。

高設定をつもっても、ハイエナで歩き回ってもどちらにせよヘトヘトになります。

打たないと収支は上がりませんのでガンガン稼働できる若い方が稼ぎやすいのです。

 

成長できることが限られている。

ぼく自身が専業生活を通して成長できたと感じている点は以下です。

 

・自分の力で稼げるという自信が身に付く。
・分析力が身に付く。
・視野が広がる。
・折れない精神力が身につく。

 

特に「自分の力で稼ぐ」という成功体験はなんとなくアルバイトやったり同じルーティンをこなすだけの仕事しかしてない人にとってはいい刺激になると思います。

 

但し長くても1年くらいで全て身に付きます。

そしてその後、専業生活を続けても得るものはないです。

成長がないので、収入も頭打ちとなってしまいます。

理由⑦ 業界に未来がありません。

パチンコ・パチスロ業界に未来はありません(笑)

30兆円産業と言われ早20年くらい

業界は衰退の一途を辿っています。

 

そして、業界がなくなることはないにしても回復していくことはないでしょう。

だからパチンコ業界で働こうとしている若者たちはもう一度よーく考えよう(笑)

 

業界が縮小していくということは当然パチンコやパチスロで勝って生活していくのも難しくなっていく。

負ける人が減っていくわけだからハイエナや高設定のイス取りゲームも難しくなるし、ホールも利益取るのに必死だから勝っている人は排除していくよね。

 

やはり兼業が一番です。

私も元スロプーですので就職していなければこれらの事に気付かずに今もスロプーしてたかもしれません。生活できるくらいは稼げるのでズルズルいきやすいんですよね。

次の仕事までのつなぎで三か月と決めてやる。

とかならまだいいとは思いますが。

 

でもやはり仕事終わりや休日に立ち回る兼業スロッターが一番いいですよ。

ここまで読んで専業になりたいって方もいないと思いますが(笑)

コメント

  1. 優介 より:

    初めまして。
    大学の頃からパチスロが好きで今はアラサーなのですが、奥さんの隙を見て
    地元の友達とたまにパチンコ店に行きます。
    その時に大学の頃からよく見かけてたプロ?が未だに居て驚きました。
    何歳まで無職で生きていけるんでしょうかね?

    • yu より:

      はじめまして。コメントありがとうございます!
      ぼくの知っているプロだと60歳近い方がいます・・・。
      そこまでいったらもういけるところまでいくんでしょうね^^;

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