パチンコ屋さんは月末と月初どっちが出しやすい?【31日と1日どっちが出るの!?】

今回は

【パチンコ屋は月末と月初どっちが出しやすい?】

というテーマです。

 

全てのホールにあてはまるわけではないですが

月初に出す傾向にあるのか?

月末に出す傾向にあるのか?

ちょっと注目してみるとわかりやすいのでマイホは分析しておくと勝ちやすいかも^^

パチンコ屋は月初と月末どっちが出しやすい?

 

ここのお店は店長が変わってから出さなくなったよね。

ホールを回っていると、お客様からこのような愚痴をよく聞きます。

 

ですが、実はチェーン店の店長クラスにはそんな権限がない場合が多いです。出さなくなったとお客様が感じているのが本当だとしたらそれは以前よりも本部から指示される予算額が高くなったからです。

 

昔ながらの地域密着店ならともかく、チェーン店の店長の仕事は与えられた予算を日ごとに割り当てて進捗を確認しながら予算達成を目指すことです。

もちろん現場目線でこのくらいの予算にしてほしいという希望は出せますが、結局のところ本部で利益をたくさん取りなさいという指示が出たら、そうせざるを得ません。

結局、サラリーマンなんです(笑)

 

店長をはじめとした役職者たちは頭を悩ませながら予算を割り振っていくわけですが先に結論を言ってしまうと月末よりも月初の方が出してくれるホールが多いです。

 

ホールは月初の方が出しやすい?

例えば1の日がイベントのホールを思い浮かべてみてください。

1日、11日、21日、31日といったイベント日が挙げられますが1日が一番強い場合が多くないですか?

逆に31日はけっこう微妙なとこが多いと思います。31日まである月とない月があるので31日を一番の強イベにしてしまうと予算にムラが出てきてしまうのと、翌日もイベ日の為31日出さなくても1日出せばいいかとなりやすいんです。

31日より翌日の1日の方がホールは放出営業しやすい!

 

1日は21日などの他の1の付く日より特別な感じがしますし、ユーザーの期待感も高い傾向にあります。

実際にホール側も1日の方が他の1の日より強気の営業でいけるんです。

 

極端な例ですが店長になったつもりでお考え下さい。

31日まである月で20日の時点で予算の進捗率が50%だとしましょう。

残りの11日間で月の50%の利益を確保しなければならないとなれば当然イベントでバカ出しすることなんてできませんよね?

しかし月初に関しては仮に少し出過ぎてしまったとしても残り30日で取り返せばいいのでプレッシャーが全然変わってきます。

 

①明日までに10万円稼ぐ
②一ヶ月以内に10万円稼ぐ
どちらかを選ばなければいけないとしたら確実に②を選びますよね?
ホールも同じ気持ちなんですね。
月末で予算に怯えながらイベントをやるより、
月初にイベントをやった方が精神的にも楽なんです(笑)
またその他にも大人の事情も存在します。

予算が順調でも気は抜けない。

月初から少しずつ利益を貯金していけば月末に出すこともできるじゃん。

確かに予め少しずつ貯金をしていていけば月末に余裕をもってイベントを打つことができますよね。

 

・・・ぼくも昔はそんな風に思っていました。

しかし現実はちょっと違います。
例えば20日の時点で+500万円くらい余剰があって「このままいけば月末にゲリライベントができるかも~」なんて思っているとします。
そんな時には大体、本社から電話がきます。
今月順調だね。
じゃあ粗利は+500万円上乗せでよろしくね!
こうなるパターンが非常に多いです(笑)
確かにやる予定のなかった日にいきなり放出営業をしても効果は薄いですし、会社はより多くの利益が欲しいわけですから浮いている分はそのまま利益を上乗せして残りの日数は予算通りに運用となるのは当然といえば当然です。
全部のパチンコ屋さんがそうというわけではありませんが特に大手はそういった傾向が強いと思います。
このような理由で月末より月初の方が店舗は設定が使いやすいのです。

とはいえ月末に出すホールもある。

しかし実際に月末に出しているホールも多く存在します。

◆月末が周知されているイベント日である
月末がお客さんに周知されているイベント日であれば出さないわけにはいきません。
月末の放出営業を加味して予算組みをしているはずなのでよほどのことがなければ出してくれるはず。

◆月末に連休がある
本社は土日は休んでいることが多いので3連休と月末が重なったりすると土日に確保した粗利の余剰分を祝日の月末に使うことができます。(事前に釘をさされることもありますが笑)

◆大手チェーン店でない
チェーン店は一店舗の予算の進捗率も重要ですがエリアの予算進捗率も重要です。
「どこかの店舗の利益が遅れていれば他の店舗が代わりに利益を上乗せして相殺する」などはよくあります。一方、チェーン店でなければお客様から取れすぎてしまった利益はその店舗でお客様に還元することが可能になります。またそういった地域密着型店舗は店長の権限が強い場合が多いので比較的出したい時に出すことができます。

店舗としては予算は使い切りたい。

パチンコ店はお客さんが勝てばお店の儲けは減ってしまうし、お店が儲かれば負けているお客さんが多くなってしまいます。

他の業界と違ってホールもお客さんもどちらもハッピーとは中々なりません。

 

でもやっぱり店舗で働いている人間からすると来てくれるお客さんには少しでも喜んでもらいたい!

なので余った予算はしっかりお客様に還元する目的で使いたいという方が多いと思います。

 

それに毎月与えられた予算を軽々と達成していると本社からもっと利益取れると判断されて月間の予算がきつくなっちゃいます。

というわけで今後も予算ギリギリを攻め続けていきたいと思います(笑)

 

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