コイン単価って何!?凱旋と沖ドキはホールの貯金箱!?

こんにちは。ユウです。

今回は凱旋と沖ドキが現在のホールを支えているといっても過言ではないよって話をしたいと思います。

業界用語でいうと、“コイン単価”って用語が出てきます。

こちらはしっかり説明してますので安心してお読みください。

 

 

コイン単価って何!?

コイン単価とはコイン1枚あたりでどのくらいの売り上げがあるかって事です。

コイン単価って何!?

といっても多分ピンとこない方も多いと思いますので例を出してご説明をします。

遊技する時にコインを入れますよね。大体3枚入れて遊技をするので1,000回転する為には3,000枚のコインを入れる必要があります。これを業界用語ではアウトとかIN枚数とかいいます。(今回はアウトという呼び方で統一します。)

この場合だとアウト3,000枚です。

で、遊技する時ってお金を入れますよね。じゃあ今回は6,000円使ったとしましょう。6,000円使って当たったり、小役が揃ったりして最終的にアウトが3,000枚になりました。

じゃあアウト1枚あたりの売り上げはいくらか?これがコイン単価です。

6,000円÷3,000枚=2円

この場合はコイン単価は2円となります。

一般的に

コイン単価が高い機種=荒い機種(5号機AT機など)

コイン単価が低い機種=マイルドな機種(Aタイプや6号機など)

になります。

つまりコイン単価って台の荒さを示す指標みたいなもんですね!

 

機種毎のコイン単価

では次に機種毎の平均コイン単価を記載します。(ホールや換金率、設定、ボーナス支給月など条件によって変わってきますので平均値を載せます。)

尚、すべて設定1のコイン単価になります。

  • アイムジャグラー  2.3円
  • マイジャグラー   2.6円
  • ハナビ       2.4円
  • まどマギ叛逆    2.2円
  • 北斗の拳天昇      2.9円
  • リゼロ       3.1円
  • ミリオンゴッド凱旋 4.0円
  • 沖ドキ       4.1円  

まぁこんなもんにしときましょう。Aタイプは早い内に出玉が確保できるのでコイン単価は低めです。6号機もベースが高く1,000円で50Gとか回る機種も多いので売り上げが伸びづらくコイン単価は低めです。

リゼロは朝一天井まで持っていかれる事がよくあるのでコイン単価は6号機の中では高い方です。

ミリオンゴッド神々の凱旋と沖ドキは言わずもがな投資がめっちゃかかりますよねwそこらへんの機種が好きな方は5万、10万とか入れちゃう事けっこうありますよねw

コイン単価で売上を計算してみる。

タイプ毎のコイン単価がなんとなくわかったかと思います。

では次は各機種の売上を算出してみます。

3枚掛け5,000回転としてアウト15,000枚で計算します。

  • アイムジャグラー  34,500円
  • マイジャグラー   39,000円
  • ハナビ       36,000円
  • まどマギ叛逆    33,000円
  • 北斗の拳天昇      43,500円
  • リゼロ       46,500円
  • ミリオンゴッド凱旋 60,000円
  • 沖ドキ       61,500円 

多分ジャグラーで3万も4万も使わないしって思ったかもしれませんがこちらは一人で遊技してる訳ではなく1台あたりなので何名かの投資金額の合計です。

またこれは平均なので例えば沖ドキで10台設置があれば615,000円の売上があるってことです。

コイン単価が高いと何故抜けるのか?

コイン単価はわかった。けど結局凱旋とか沖ドキって投資はかかるけどその分出る時は出るからハイリスクハイリターンなだけじゃないの?

確かにリスクはあるけどその分出る時は一撃5,000枚とか万枚とか普通にありますもんね。凱旋なんて実は設定1の機械割98.3%もあるのでジャグラーの設定1より甘いんです。

・・・等価だったら。

非等価だと換金ギャップが発生します。

換金ギャップの説明はこちらをどうぞ

スロットとパチンコの非等価店での換金ギャップについて

5.6枚交換(11.2分岐営業)のお店を例に挙げて解説します。

条件はアウト15,000枚、アイムのコイン単価は2.3円、凱旋は4.0円で計算します。

出率は計算をわかりやすくする為どちらも100%と仮定します。

アイムジャグラーの場合

15,000枚×2.3円で売上(投資金額)は34,500円、投資枚数で考えると1,725枚ですね。

出率100%なので投資1,725枚の回収1,725枚

1,725枚÷5.6×100=30,800円なので3,700円負けですね。

ミリオンゴッド神々の凱旋の場合

15,000枚×4.0円で売上は60,000円、投資枚数は3,000枚です。

出率100%なので投資3,000枚の回収3,000枚

3,000枚÷5.6×100=53,500円なので6,500円負けですね。

このように同じ出率でもホール側の利益が変わってきます。

2,800円の差って大した事ないと思われるかもしれませんが

 

10台あったら1日で28,000円

 

1ヶ月で840,000円

 

1年間で10,080,000円!!

 

と、長い目で見ると非常にでかい金額になるのです。

コイン単価が違うと出率が一緒でもこんなに差が出てしまいます。

では何故、凱旋とかはこんなに抜きやすいのに稼働するのか?コイン単価が高い機種って人気出やすいんです。

何故、コイン単価が高い機種は人気なのか?

もちろんコイン単価が低くても人気に機種はあるしコイン単価が高くても不人気機種もあります。ただコイン単価が高いと人気が出やすい理由があります。

コイン単価が高い=射幸心を煽る機種

射幸心っていうのは”思いがけない幸運によって利益を得たい”とか”苦労せずにいい思いをしたい”といった人間の心理を刺激して駆り立てることです。

パチンコ・パチスロをやるならいっぱい出したいとか勝ちたいって思うじゃないですか。

コイン単価が高い機種っていうのは

仮に投資が嵩んだとしても凱旋や沖ドキなら取り返せる・・・!!

って思わせちゃうような機種なんですね。

出玉が魅せやすい

高射幸機って出玉が超魅せやすいんですね。

つまり出ているように見えるって事です。

先ほどのアイムジャグラーと凱旋の比較をもう少し深堀りしていきます。

アイムジャグラーは投資1,725枚の回収1,725枚でしたので出玉は2箱くらい。

ミリオンゴッド神々の凱旋は投資3,000枚の回収3,000枚でしたので出玉は4箱くらい。

同じ出率で2箱と4箱と大きく差が出ています。凱旋の方がお客さん負けているのに・・・。

出玉って差玉ではないのでコイン単価が高い機種の方が出やすいんです。

凱旋は全ピン(全部設定1)のお店がほとんどです。

でも出玉感があるので抜いていても気付かれにくいんです。

沖ドキは凱旋より固定客が多いので全リセだったり凱旋よりは設定使われています。それでもやはり抜けるのでジャグラーとかより予算は辛いはずです。

現在のホール状況

6号機が徐々に増えてきて旧基準機が撤去されています。

5号機が出始めの頃もそうでしたがなんとか新基準機を打ってもらいたいので比較的新基準機は甘めの営業になります。

だからと言って全体の営業が甘くなるかと言ったらそうではありません。

6号機を甘くする分、どこかで取らなくてはいけません。

ジャグラーをはじめとするAタイプの利益率を上げる事もありますが合算確率等で顕著に出てしまいますのであまりやり過ぎる事はできません。

と、なると凱旋、沖ドキ等の高射幸機で取っていくしかないんです。

(あとバラエティコーナーなんかも基本的に抜きの店舗が多いですね。)

もちろんすべての店舗がそういう訳ではなく、凱旋強いお店や沖ドキ強いお店は全然あります。一般的な店舗はそうなりやすいというだけですので凱旋や沖ドキを打つなって事ではないです。

凱旋や沖ドキは私も大好きなので打つ時は店舗をしっかり見定めて打ちましょう♪

ミリオンゴッド神々の凱旋が強いお店の特徴

ちゃんとリセットがかかっている。

凱旋はリセット甘いので天井に近かったり、AT中だったりじゃないとリセットしないというホールがけっこうあります。ひどい店だと店舗の一大イベントの時でも平気で据え置き天井いっちゃいます。据え置きの時点で99%設定1です。前日はまり台、AT中以外でリセットしている感じがしないホールは凱旋を貯金箱として扱っている可能性が非常に高いです。

粘る人が多い。

凱旋の設定1に慣れていると一発出たらもう辞めたくなるはずです。だってはまりますからw設定使っているお店だと謎当たりやリプ3でのG-STOPをけっこう体感できます。それ故、粘るお客さんが多いです。(おじちゃんとかは無関係に粘る事多いので若者メインで見た方がいいです。)夕方以降に負けがこんでの一発逆転狙いや短時間勝負のサラリーマンで稼働しているようなお店はあまり期待できません。

AT回数が50回超えている台が多数ある。

凱旋の高設定ってやっぱ出るんですよね。全6にした事ありますがひくくらい出ますw

低設定だと余程事故らないとAT50回は超えてきませんが設定56をちゃんと使っているお店はけっこうな頻度でAT50回OVERしてます。

AT回数50回超えている台がどのくらいあるかを一つの基準にしてみてください。

早い番号で凱旋が埋まる

都内だとレイトギャップとか有名ですが凱旋に力入れているお店はやはり埋まるの早いです。

逆に全然使ってないホールだと全く埋まらないのではじめて行くお店とかだと判断材料になると思います。

沖ドキが強いお店の特徴

ちゃんとリセットがかかっている。

むしろ全リセしてない非等価店の沖ドキなんて稼働ぶっ飛びますからねw近隣に沖ドキなければ別ですけど。朝一3台に1台くらいは100G以内に当たっているかで判断しましょう。

基本的に朝埋まれば全リセ、埋まらなければ全リセじゃないって思ってもいいです。朝から埋まらない時点で見限られてるのでその店の沖ドキは貯金箱の可能性が高いです。

常連が多くいる。

沖ドキ打つ人って沖ドキしか打たないって人けっこういるんですよね。ジャグラーと同じように固定客がつきやすいので沖ドキの常連が多数いるお店は良心的な営業をしている可能性が高いです。

なんだかんだ初当たりが軽く天国にも行く。

沖ドキは高設定でも爆死する事が多々あります。

高設定の機械割もそこまで高くないですし何より荒すぎますからね。

ただしやはり高設定は初当たりが軽くて天国によく行きます。高層ビルがそびえたっているグラフで時々の爆連でしか出玉が獲得できていないような店は期待できません。

300G以内に初当たりして2スルー以内に天国の飛ぶような台が1日数台あれば期待できるお店かもしれません。

まとめ

  • コイン単価が高い機種は波が荒い。
  • コイン単価が高い機種は非等価だと凄く負ける。
  • コイン単価が高い機種は勝手に出ているように見える。
  • 凱旋と沖ドキはコイン単価が高く勝手に出るから設定を使わない店舗が多い。
  • 力を入れているお店は朝から埋まる。
  • 力を入れていないお店は一発逆転狙いや短時間勝負のサラリーマンばかり。
  • 凱旋はAT50回、沖ドキは全リセされているかどうかをまず目安にすべし。

 

今回は以上になります。

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