【スロプー物語 最終話】スロプ引退

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【スロプー物語 第九話】再び軍団化

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【スロプー物語 第一話】はじめてのパチスロ

 

惰性の日々

スロットで勝てるようになった時はすごく嬉しかったし興奮したのを覚えている。今の方が正直、ぜんぜん稼げるが面白くない。

打ち子を雇って朝の抽選だけ行って全員つもれることはまれなので判別が終わるとぼくは大体近くの漫画喫茶で時間をつぶしていた。閉店まぎわになったら閉店チェックで再びホールに戻り、打ち子に給料渡してご飯食べて帰宅。

全く刺激のないつまらない日々が続いていた。

この頃は学生時代からやっていたバンド活動もスロットが優先になってしまっていた為、ほとんど活動しなくなっていた。

毎日がつまらない単純作業の繰り返しでうんざりするようになっていた。

 

スロットに飽きはじめたぼくはパチンコを打ったり株価を眺めたり別のことに興味を持ちだしていた。ちょうど初代の花の慶次がホールに登場したくらいの時期だ。

 

花の慶次はちょろ打ちが超効いて1,000円30回転以上回る店舗がけっこうあった。この頃はまだ特賞中の出玉や確変中の出玉を削る文化はあまりなかったので台にあぶれたら暇つぶしとして花の慶次を打つようになった。

釘を一応見てみるが、この頃は正直全くわからなかった。

パチプロみたいな人が打ってた台の命釘とかを閉店まぎわに見て学ぼうとしたが全然わからなかった。

 

スロットはこの頃はキン肉マンとかよく打ってた。

設定6が非常にわかりやすかったのでお世話になりました。機械割もそこそこ高かったよね。

 

 

新たなことへの興味

ぼくは元々、数字がけっこう好きだった。

スロット打っている時も暇なのでよく期待値計算をしてモチベーションを保っていた。

例えば119%のハイスペック機の設定6をつもっていた時は(3枚×1.19)-3枚=0.57枚だから純増0.57枚か!金額に直すと0.57×20円で11.4円。1G回すごとに11.4円の期待値だ。あと10G回したらジュース買えるな!などと考えながら打って少しでも多く回そうとしていた。

またパチンコ店の経営にも興味を持っていた。よくパチンコ店の経費を計算してどのくらい設定が使えるかなど考えていた。もちろん知識などないのでほぼ予測だったが設定なんてほとんど使えないじゃんって思っていた。実際設定なんてあまり使えないのであってはいるのだが。

そんな感じでパチンコ業界に興味を持っていた。

スロットでの生活がいつまでできるかわからないし、別につまらなかったらまたスロプに戻ればいいしという軽い考えでパチンコ業界への就職を考えはじめるようになった。

 

しかし就職よりも、もっといい方法で稼ぎたいという気持ちで当時、流行っていたFXをはじめてみた。投資家って響きかっこいいじゃん。

でも結果は…超負けた

スロッターはFXに向いているとかどっかのサイトでみたからいける気してたけどいい思いなんて一度もすることなくあっさり300万円失った

貯金はけっこうあったけどこのままいくと確実に全額もっていかれるって予感がしたのですぱっと辞めた。

ちなみに10年後、仮想通貨でも300万失うことになるんだけど・・・。ぼくはそういうのには向いていないっぽい。

 

というわけで投資家の夢は諦めてパチンコ業界や釘について勉強したかったこともありパチンコ業界への就職を決意。

 

 

就職活動

とりあえず髪を切ってヒゲを剃ってスーツを購入。何故かスロプーってヒゲ生やしたくなるよね。自由の象徴?わからないけど。

 

就職すると言ったらスロプ仲間にはとても驚かれた。

当時周りのスロプで一番勝ってたのはぼくだったのでそんなぼくが就職するということで周りのスロプももう食えないと考え就職活動しはじめるやつもいた。影響力絶大w

正直スロットで食べていくことはまだ全然できたけど30代後半のスロプとかけっこう見てきたのでずるずるとこうなる前に辞めようとは思っていた。

 

就職活動ははっきり言って超余裕だった。そこそこ有名な大学だったのと卒業してまだ1年ほどしかたっていなかったので空白期間はいくらでもごまかせた。何社か受けたがすべて内定もらった。

 

その中で一番条件が良かったとこに就職することにした。

 

そんな感じであっさりスロプ引退。

まぁ就職してからも休みの日はカチカチくん使ってガチで立ち回っていたので生活スタイルはあまり変わらないんだけどw

 

結果として就職してよかったなと今は思っています。

まずスロプは1日中台と向き合っていることが多いのでコミュニケーションが圧倒的に少ない。仕事をすると嫌でもコミュニケーションをとることになるがそこで学ぶことは非常に多い。特に自分が今まで興味がなかったことなども聞いてみると興味が沸いたりすることもあるので世界が広がる。

あとは仕事を通して成長を実感できる。スロプも最初の頃は効率の良い立ち回り方法を自分で考え工夫したりはまり台を不屈の精神で粘ることにより精神力が磨かれたりした。けどスロプでできる成長なんてたかが知れている。たかだかパチンコ店といえども業務内容は多岐に渡るので結果としてスロプをやっているより人間的に成長できたと感じる。

 

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これにてスロプー物語は終了となります。もっと細かいエピソードはいっぱいあるんでそこらへんは今後番外編として小出しにしていこうかなと思っています。

 

もし今同じようにスロプーで就職しようか悩んでいる方はとりあえずやってみた方がいいと思います。つまらなかったり嫌だったら辞めればいいだけですから。

行動しないと何もはじまらないし、こうしている間にもぼくたちは年を取っていきますのでね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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