【パチスロの勝ち方】パチスロって実際の所、設定使われてるの?非等価店編

こんにちは。ユウです。

パチスロの勝ち方の一つに『設定狙い』というものがあります。

 

その名の通り設定の入っている台を打ち、勝つというパチスロの王道の勝ち方です。

以前、[等価のホールは設定が使えない]という内容の記事を出しました。

関連記事スロットって実際の所、設定使われてるの?等価店編

 

では、換金ギャップがある非等価店では設定は使えるのでしょうか?

今回はそんな疑問にお答えします。

 

ぼくは今まで等価交換、5.6枚交換、6枚交換などなど異なる交換率で設定を担当してきてますので非等価と等価の設定の使い方についてはそこそこ信頼度は高いと思います。

それではどうぞご覧ください。

 

パチスロって実際の所、設定使われてるの?非等価編

ではさっそく結論から申し上げます。

 

非等価のホールは・・・

 

・・・

 

めっちゃ設定使える。

 

 

意外かもしれませんが非等価だと設定って使えます。

だからと言って通常営業から設定6がバンバン入っているようなことはないですけどね・・・。

 

パチンコ店の社員の方も等価のホールから非等価のホールへ異動になると設定状況の違いにびっくりする方も多いのではないでしょうか。

では何故、非等価だと設定が使えるのかを解説していきます。

 

換金ギャップの理解

何故、非等価だと設定が使えるのでしょう?

これは非等価には換金ギャップがあるためです。

 

換金ギャップの例として投資と回収枚数が一定で交換率が違う場合の収支の差を見てみましょう。

 

換金ギャップの理解

■5枚交換(等価)
投資50,000円
回収2,500枚→50,000円
収支±0円

■5.6枚交換(11.2割分岐)
投資50,000円
回収2,500枚→44,600円
収支▲5,400円

■6枚交換(12割分岐)
投資50,000円
回収2,500枚→41,600円
収支▲8,400円

※20円スロットとして計算しています。

 

一例ですが上記のように交換率が違うと同じ投資額で回収枚数が同じでも収支に大きな差が出ます。

上記例では等価交換と6枚交換では8,400円もの換金ギャップが出ているね。

 

この例だと投資と回収の枚数は同じなので機械割は100%です。

非等価だと機械割を100%で営業しても利益を出すことが可能です。

 

さらに詳しく換金ギャップについて知りたい方はコチラで詳しく解説しています。

関連記事
スロットとパチンコの非等価店での換金ギャップ(交換ギャップ)について

 

等価と非等価の設定配分の違い

機械割100%でも非等価であれば利益を出せるということは理解していただけたかと思います。

次に等価と非等価のホールでの設定配分の違いについてみていきましょう。

 

下の表はマイジャグ4のある期間のホールの実績です。
この数値をもとに等価と非等価で具体的にどのくらい設定に違いがあるのか見てみましょう。

マイジャグ4ホールデータ

設定アウトセーフ機械割コイン
単価
12,89812,33656295.62.24
14,50914,23527498.11.94
16,52416,592-68100.41.67
19,44920,160-711103.71.28
20,61721,900-1,283106.21.06
24,27727,057-2,781111.50.57

 

コイン単価っていうのは『メダル1枚あたりでどのくらい売上が入ったか』という業界用語です。詳しくはコイン単価って何!?凱旋と沖ドキはホールの貯金箱!?で説明しています。

 

1台あたりの台の利益を5,000円とると仮定して設定を組んでみましょう。

交換率を増やすと大変なので今回は等価交換(5枚交換)と6枚交換で比較をしていきます。

まず等価交換と6枚交換の設定ごとの粗利益を計算していきましょう。

粗利益の計算

※計算がメインとなるので、結果だけ見たい方はこの部分は飛ばしてOKです。

 

等価の粗利の計算は投資がいくらかかろうが売上と出玉の差が粗利になりますので簡単なのですが非等価の場合は換金ギャップがあるのでそういうわけにもいきません。

 

粗利の計算は今回は以下のようにします。

①売上金額÷20(貸出金額)で売上玉を計算する。

②売上玉から差玉を引いて出玉を計算する。

③出玉を交換率にあわせて金額換算する。(景品金額)

④売上金額から景品金額を引いたものが粗利益となる。

 

では、まずは売上金額を計算してみます。

コイン単価×アウトが売上金額となりますので

設定アウトコイン単価売上金額
12,8982.2428,892
14,5091.9428,147
16,5241.6727,595
19,4491.2824,895
20,6171.0621,854
24,2770.5713,838

売上金額はこのようになります。

 

では、設定ごとの粗利を計算してみましょう。

 

等価交換

設定売上玉計数玉景品金額粗利益
1,44556288317,66011,232
1,4072741,13322,6605,487
1,380-681,44828,960-1,365
1,245-7111,95639,120-14,225
1,093-1,2832,37647,520-25,666
692-2,7813,47369,460-55,622

 

6枚交換

設定売上玉計数玉景品金額粗利益
1,44556288314,71714,175
1,4072741,13318,8839,264
1,380-681,44824,1333,462
1,245-7111,95632,600-7,705
1,093-1,2832,37639,600-17,746
692-2,7813,47357,883-44,045

 

これで各交換率の設定ごとの粗利が計算できました。

実際に営業を組んでみましょう。

5枚交換と6枚交換の営業比較

台粗利は5,000円です。

12台島と仮定して60,000円の粗利をとります。

 

等価交換の台粗利5,000円

設定本数粗利益
667,392
421,948
00
2-28,450
00
00
1260,890

設定4が2本であとは1と2にしてみました。

 

どうしても設定6を使いたいという場合は

設定本数粗利益
10112,320
15,487
00
00
00
1-55,622
1262,185

こんな感じですかね。1本の設定6のために他の台はほぼ設定1にしないといけません。

こういう設定の使い方を長くしてると低設定が動かなくなってきて粗利が減るのでいずれ6も使えなくなっちゃいます。

 

6枚交換の台粗利5,000円

では次に6枚交換の営業シミュです。

6枚交換だとバリエーションに富んだ営業をすることができます。

 

設定本数粗利益
00
983,376
00
3-23,115
00
00
1260,261

このように設定2をベースに設定4を散らしたり。

 

設定本数粗利益
685,050
437,056
00
00
1-17,746
1-44,045
1260,315

設定5と設定6を使うことも可能です。

 

次は原価営業でやってみましょう。

※比較しやすいように同じ数値を使用しますが営業内容や曜日などでコイン単価やアウトなどは変化します。

 

等価交換の原価営業

設定本数粗利益
889,856
15,487
00
1-14,225
1-25,666
1-55,622
12-170

設定456を使ってみました。そのかわりその他はほぼ設定1ですね・・・。

これだと低設定の数が多すぎてへこんでいる台の印象が強く残ってしまい原価営業なのにあまり出ていないといった印象を持たれてしまうかもしれません。

 

設定本数粗利益
00
421,948
7-9,555
1-14,225
00
00
12-1,832

ユーザー的には微妙かもしれませんがこういった設定配分の方がいい挙動の台が増えて結果的に反応がいい場合が多いですね。

 

このように、等価交換でも原価営業であれば設定は多少使えるようになります。

 

6枚交換の原価営業

設定本数粗利益
00
437,056
413,860
2-15,410
2-35,492
00
1214

全体的に遊ばせつつ出玉も魅せるようなスタイルです。

 

設定本数粗利益
456,700
218,528
413,860
00
00
2-88,090
12998

設定6を2本使いながらも中間も混ぜられます。

 

低換金率の最大の強み

等価交換と6枚交換の設定配分の違いはわかっていただけたかと思います。

とはいえ12台だけでの比較だったのであまりたいした違いないと感じた方もいるかもしれませんが・・・。

 

低換金率のホールは何故、設定が使えるのか?

⇒換金ギャップがあるから

と書きましたが

⇒低設定による利益確保が容易だから

と言い換えられます。

 

ホールは月ごと、日ごとに予算を決めて営業をしています。

もちろん毎日予算通りの営業になることなどありません。

 

等価交換はさきほどのシミュレートにもあった通り、基本的にほぼ低設定で営業しているので予算の進捗状況が良くない時に取り戻すのに時間がかかります。

一方、低換金率のホールの場合は粗利益が予想より取れていなくても設定配分を少し下げるだけで調整が可能です。

 

これによって非等価ホールはイベントのガセ率が低くなります。

イベントのガセ率が低くなる。

イベント日は集客の大事な要素です。

しかし、予算の進捗状況をみて設定状況を下げることはよくあります。

等価交換のホールの場合、全台設定1で営業し続けていても粗利が思ったより取れないということがよくあります。

しかも予算自体も基本的に設定1をメインで使ったと仮定して組まれているために予算以上に利益をとろうとしても難しいといった状況が多いです。

特に月末は軌道修正する時間もないので利益状況が悪ければイベントのガセ率も高くなります。

非等価であれば、通常営業のベースを少し落とすだけで利益確保ができてしまう場合が多いので結果としてイベントのガセ率が低くなります。

 

非等価の方が粗利コントロールがしやすいのでイベントのガセ率は低くなる。

 

※もちろん、等価であっても利益に関係なくイベントはしっかりやる所もありますし、非等価でもガセる所も全然あります。

 

まとめ

では、今回のまとめです。
非等価交換は設定をめっちゃ使える。
換金ギャップは収支にもの凄く影響する。
非等価の方がいろいろな設定の使い方ができる。
非等価交換はイベントのガセ率が低い。

 

この記事を参考にみなさんのパチスロ収支がアップしてくれれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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