こんにちは。ユウです。
パチスロで勝つためには主に2種類の立ち回りがあります。
・設定狙い
・天井狙い
設定狙いをする時に必要になってくるのが“小役カウンター”と“設定判別ツール”ですよね。
ぼくも設定狙いをする時はこの2つを利用します。
しかし設定判別ツールに関しては使用方法を間違えると低設定を高設定と勘違いして打ってしまう可能性も出てきてしまいます。今回はそんな“設定判別ツールの注意点”について解説します。
設定判別ツールの注意点
設定判別ツールとは?
Googleで機種名+設定判別ツールとかで検索すれば出てくると思います。
打っている台の小役回数などの設定差がある部分を入力すればその台の設定を予測してくれます。
設定判別ツール例
設定期待度 |
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設定1 設定2 設定3 設定4 設定5 設定6 |
このようにツールが計算をしてくれるので初心者でも小役などを数えるだけで使用することができます。
(入力する内容は遊技する機種によって異なります。)
上記の例だと設定456が濃厚という感じでしょうか。
これだけ見たら多くの方は遊技を続行すると思います。
しかし、言われてみれば当たり前のことなのですが設定判別初心者の多くはこのことを見誤ります。
高設定を使っていないホールに高設定はない。
当たり前ですよね(笑)
高設定を使っていないホールでいくら設定判別ツールが高設定濃厚と判断したとしても低設定が高設定に変わることはないのです。
設定期待度 |
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設定1 設定2 設定3 設定4 設定5 設定6 |
さきほどの設定判別ツールのサンプルをもう一度見てみましょう。
設定1の可能性が0.42%、設定2も3.43%あります
多くの低設定はしっかりと低設定の挙動をするので設定判別ツールを使用したら低設定濃厚という結果が出るでしょう。しかし中には高設定のような挙動をする低設定が出てくるのです。
とあるパチンコ詐欺の話
パチンコで勝てる台を教えます。
こういった迷惑メールが届いたことありますでしょうか?
ほとんどの人は詐欺だと思って気にもとめないと思いますが実際に試してみて効果があったらどうでしょうか?
ある人はこのようなメールが届きわらにもすがる思いで指示された台を打ったらなんと連勝することができました。
最初は半信半疑でしたが何度か勝利した時に『これはホンモノだ!』と思いお金を支払ってしまいました。
確かに何度も勝つことができたらホンモノと思ってしまうかもしれませんね。
この詐欺の仕組みはこうです。
①最初に数万人にメールを送る。
②返信してきた人に近場の適当な台をオススメする。
③勝った人はまた返信をしてくるので適当な台をおススメする。
④何度か繰り返し、勝った人を信じこませたうえでこれ以上はお金を払わないと教えることはできないと言い、お金を振り込ませる。
例えば10万人に詐欺メールを送ったとします。反応してくれたのは1000人です。
勝つ確率、負ける確率をともに1/2と仮定します。
そうすると
1回勝つ人が500人います。
その500人にさらに適当な台を打つよう指示します。
2回連続で勝つ人が250人います。
その250人にさらに適当な台を打つよう指示します。
3回連続で勝つ人は125人います。
その125人に
『ここからは有料になります。100万円です。』
100万円とかなり高額ですがホンモノの必勝法であればすぐに取り返すことができます。
すでに3回連続で勝っているので信じて支払う人も出てくるでしょう。
1/4程度の30人が支払ったとすると3,000万円の売り上げになります。
このように対象人数が多いと連続で勝つ人、負ける人が出てきます。
連続で勝っている人は自分の運でたまたま勝っているだけなのに、メールのおかげだと信じてしまうのです。
高設定を使っていないホールに高設定はない。
ホールには数百台の遊技機が設置されています。そして多くのホールは年中無休で営業をしています。それだけのサンプルがあれば高設定を使っていなくても先ほどの詐欺のたとえ話のように高設定の挙動をしてしまう台は出てきます。
実際に等価のお店の通常営業なんてほとんどが設定1です。
ユーザーは基本的にポジティブである。
ホールを巡回していると常連さんが
『設定判別ツール使ったら多分設定6なんだけど展開が悪くて出ない。』
『高設定はやっぱり当たり方が全然違うね!』
など設定に関する話をよくします。
意外に設定を教えてくれという話は少なくて自分が判別した結果について話す人が多いです。
ぼくはもちろん設定を知っているわけだけど、低設定ばかりの通常営業でもお客さんの高設定報告は非常に多い(笑)
ユーザーは基本的にポジティブなのである。
このように設定判別ツールを使った結果や設定差のある部分を引いただけで高設定と勘違いしてしまう人は非常に多いのです。
重要なのは高設定の入っているホールで打つこと。
等価の通常営業のお店で小役カウンターを使い設定判別ツールを使用する。
そのこと自体に問題はないのですが、さきほどの例のようにユーザーは基本的にポジティブな人が多いです。判別ツールにかけた結果を鵜呑みにはしないでください。
判別ツールはホールの状況を加味できません。
(設定の投入本数を入れてより高精度に設定判別ができるといったツールもありますが結局、その本数を入力するのはユーザーです。)
仮に判別ツールにかけた結果、設定6の確率が100%だったとしてもホールが設定1しか使っていなければあなたが打っている台は設定1なのです。
設定判別ツールを使う以前に高設定が入っているホールで打つことの方が重要なのです。
関連記事【パチンコ・パチスロ勝ち方】優良店の考え方【抽選勝負はやめましょう。】
まとめ
・低設定でも高設定のような挙動をすることはある。
・設定判別ツールはあくまで補助として使用する。
・重要なのは高設定を使っているホールで打つこと。
設定判別ツールを使うこと自体は勝つために必要ですが頼りすぎても勝つことはできません。ホールの設定状況やホールのクセを見抜いたうえで答え合わせとして設定判別ツールを使用するようにしましょう。
今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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