特殊景品を交換所に持って行って景品交換したら金額があわなかったというクレームが時々ある。
しかし残念ながらパチンコ屋さんと交換所は本当に交流がない。
実際ぼくも店舗の近くにある交換所はどんな人が交換しているかも知らないし連絡先も知らない。
場所くらいはさすがに知っているが基本的にお客さんに聞かれてもお答えできないオペレーションになっている。
理由はパチンコ店と景品交換所は無関係だからだ。
(別に無関係であっても場所くらい知ってるだろと思うんだけど全国のパチンコ屋さんは大体そういった対応だよね。)
景品をしっかり確認することが大切になるがはじめていくホールでは肝心の交換率がわからないことも多いだろう。
今回は景品交換所で実際にあった出し間違えとホールの交換率の確認方法を記事にしてみた。
景品交換所ではしっかり金額を確認しよう。
パチンコ屋さんでお客さんに渡すのはあくまで“特殊景品”だ。
特殊景品の数え間違えや渡し間違えは定期的に発生する。
特に特殊景品の自動支払機がない古いお店だとよくあるミスだ。
特殊景品の数が違う場合は店舗のミスだ。
店舗に言えば特殊景品の棚卸やモニター確認をしてくれるだろう。
だが、景品交換所に関しては冒頭でも言ったように店舗とは一切関係がない。
もちろんほとんどの景品交換所は普通に交換をしてくれるが非等価店舗など一見して金額がわかりづらい所だとちょろまかすおばちゃんやおじちゃんが存在するのも事実だ。
ぼくは必ず景品交換時に特殊景品の数も交換所での買取金額も計算をする。
過去に何度か間違いがあったからだ。(意図的なのかは不明)
特殊景品を抜き取るおばちゃん
特殊景品は今はほとんど機械で枚数を数えていると思う。
数えると自動的に金額が出るタイプだ。
ここでちょろまかすとなると数える段階で数枚を抜いておくしかない。
左手芸か!!
今までで2回ほどやられたことあるけど金額が出た時、そのままノーリアクションでとまってたら残りの景品を数えてくれたので損はしてない。
うちの店舗でもどうやら意図的にやっている人がいたらしく月に何度か金額と違うというクレームがあった。
特殊景品の納品業者の方にそういった事案があることを伝えておいたらクレームはなくなっていたがクビになったのかなどは不明。
特殊景品の値上がり前の金額で交換しようとするおっちゃん
これは2回連続で起こったのでほぼほぼわざとだと思うw
東京の中景品の交換玉数が変更になった時、2日連絡で同じ交換所の同じおっちゃんに以前の交換価格で交換された。
違うよと言うと間違えたと言って出しなおしていたけど・・・。
このケースの場合は計数機に特殊景品を通していなかった。
確かに中景品2枚なんて数える必要ないって思うけどね。
しかも仮に失敗しても間違えたで済んじゃうから、小銭欲しさにやる人はいそうだ。
逆パターンも・・・
普通に間違えちゃうパターンも存在する。
交換所はけっこう高齢な方がやっている場合も多いよね。
おばあちゃんがやってる交換所で6万円分くらい交換した時に、数え間違えて7万円分渡されたことがある。
カメラはあるけど多分1万円くらいならバレることはなさそうだけど、
その時は足りなかったらおばあちゃんが責められて可哀想だなという気持ちが優先して返した。
あとは閉店間際に15,000枚くらい交換した時
交換所に行ったらもう1万円札がなくなってしまったらしく残り10万円分を1,000円札で渡してもいいかとのことだった。
1,000円札×100枚=10万円である。
ところがおばちゃんはイレギュラーなことで混乱したのか
ドンッ!
・・・
1000円札500枚の束を二つ準備してきたw
100万円もらえるのかと一瞬ちゅうちょしたがその店は常連だったしさすがに捕まると思ったので違うよwって教えてあげた。
このように本当に間違えてしまうパターンもあるので必ずしも全部がわざとではない。
カウンターで間違えるパターンもある。
間違えるのは景品交換所のおじちゃん、おばちゃんだけではない。
特に手出しカウンター(自動でないタイプ)では特殊景品の出し間違いはどこの店舗でもある。
ミスを防ぐためにPOSのジャーナルと実際に出す景品の数をお客様と相互確認して渡すなどいろいろな店舗が試行錯誤している。
お客さん側もしっかり見てくれればいいのだが大体の方はスマホをいじったりしてあまり見てくれていない。
小役を取りこぼさないように目押しをしたり、保留がたまったらストップボタンを押すのと同様に損をしない為にしっかりと確認するようにしよう。
確認しろと言われても交換率教えてくれないし・・・
この問題をややこしくしているのは交換率を店舗に聞いても教えてくれないところにある。
客側もこの玉数で特殊景品が何枚取れるかわかっていないのだ。
昔は
「あっパチンコは3円っす。スロットは等価っす。」
なんて気軽に答えていたんだけどね。
現金と交換できないわけだからお金と交換できるようなニュアンスを出すのはNGなのよ・・・。
なので今はどこのお店は何枚交換か聞いても教えてくれない。
しかし実は抜け道は存在する。
特殊景品の玉数を確認すればいい。
例:1000円で50枚貸し出しの店
Q:「小景品は20円スロット何枚で交換できますか?」
A:「小景品は56枚で交換できます。」
この場合は5.6枚交換だということがわかる。
ちなみに知識のない店員だとこれすらお答えできませんといってくるが、景品の玉数がわからないってじゃあタバコとかもわからないんですか?wって話になってくるので教えてくれなければ当番責任者でも呼べば教えてくれるだろう。
地域によっては小景品が交換所に持っていくと200円だったり500円だったり1,000円だったりと異なると思うが大体この3種類なのでよほど換金ギャップが大きくなければ間違えることはないだろう。
損をしないようにしっかりと相互確認をしましょうね!
今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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