ゴト師を捕まえた話

こんにちは。ユウです。

一昔前のパチンコ店は台のガラスが割られたり、店舗のポスターパネルが壊されたりなどよくありました。今はそんなこともほとんどなくなりました。

ゴト行為も昔に比べるとかなり減りましたね。ぼくが入社する前の4号機時代は吉宗の俵8連とかイミソーレなどの体感機攻略などなどいろいろあったみたいですが最近は台のセキュリティもしっかりしているので被害はかなり減ったんじゃないかと思います。

しかしまだゴト師は存在します。パチンコ関係のセキュリティ会社からこんなゴトが発生しましたというのがメールなどで定期的に店舗に送られてきます。

 

初代まどマギも撤去が近づいたタイミングで駆け込みゴトが増えました。

 

古典的などつきゴトや糸つき玉ゴトなどもあります。

 

今回はそんな複数あるゴトの中から印象に残ったゴトの話をしようと思います。

 

ゴト師を捕まえた話

 

10年以上パチンコ店に勤務しているのでゴト師と遭遇したことは何度もあります。一番多いのは“持ち込みゴト”です。他店のメダルや低レートで貸し出したメダルを高レートで使用するゴトですね。これは特別な器具や技術は必要ないので一ヶ月に一人くらいいますねw各台計数機のお店はまずバレますし、台ごとの枚数管理をしっかりやっているお店であれば容易に気付けるので簡単にできるけど簡単にばれるゴトです。ぼくも何度も捕まえてますけど警察に通報することはあまりないですね。大体写真撮って出禁にして終わりです。

一ヶ月に一度くらいあるので「またか」と言う感じです。他のゴトに関してはもっとピリピリするんですけどね。

 

パチスロ鉄拳デビルverショートゴト

2013年ころ販売された人気機種

「パチスロ鉄拳デビルver」

尖ったスペックでぼくはけっこう好きだったんだけどこの人気機種でゴトが流行った。

ショートゴトっていうのは台の隙間から器具を入れて配線などをショートさせたり間違った信号を送ることでATやARTなどを大量上乗せするというものだ。

鉄拳のゴトは全国的にかなり流行っていたので注意喚起がセキュリティ会社や本社からきていた。

なので当店では決められた時間にホールコンピューターをチェックし3,000枚以上の赤差玉の鉄拳のモニター確認をすることで対策をしていた。

鉄拳デビルは平打ちでも3,000枚なんて全然出ちゃう機種だがここまで流行っているゴトを見逃したら本社から超怒られちゃうのでしっかり確認をしてました。

 

ある日、いつものようにモニターチェックをしていると8,000枚超えている台を発見。

どうせ何もないだろうと思いながらモニターを見ていると・・・

 

おや

おや、当たってすぐ別の人に代わっている。

で、その人が今もずっと出している。

もう少し巻き戻してみよう。

(カメラの種類にもよるが当時いた店舗は台の上にカメラがついているタイプだったので映像はズームをしなくても鮮明で手元もよく見えた。)

 

・・・

 

ゴトられとる!!

 

ゴトは複数人で実行することが多い。

実行犯 ・・・ゴトを実際に仕込む人
打ち子 ・・・ゴトが終了した後に打つ人
壁役  ・・・ゴト仕込み中にカメラや従業員からゴト行為がわからないよう隠す人
キャッチ・・・ゴト仕込み中に従業員の足止めをする人。

この時は実行犯1名、打ち子1名、壁役1名、キャッチ3名の6人編成。

手順は以下の通り

①実行犯と壁役が鉄拳デビルに隣同士で座る。

②実行犯がゴトを仕込んでいる間、壁役は立ち上がりゴトを隠し手でカメラを覆う。(後ろの台にもカメラがついているのでそちらで確認が取れました。)

③キャッチの3名はその時ホールにいた従業員3名を足どめ(1名は台でわざとエラーを発生させトラブル対応。1名はタバコの交換でメダル流し対応。もう1名は店舗のシステムについて尋ねていた。)

④仕込み時間は1分ほどで仕込みが終わると実行犯は少量のメダルを下皿に残して退店。壁役とキャッチも退店。数分後に打ち子がゴトが仕込み終わった台に座り遊技開始。

ホールの巡回人数や巡回頻度などを下見しての犯行と思われます。

 

ひとまずエリアマネージャーと店長に連絡し現状を報告する。

当日の交換を断り身分証のコピーと連絡先を控えておくことになりました。

ただこういったゴト行為には問題があります。

実行犯が現場にいないのでゴト行為をやるために使った器具がない。つまり証拠がない。

打ち子と実行犯との関係性が証明できない。

 

ひとまず打ち子に声を掛けにいく。

 

ぼく「お客様、ご遊技中申し訳ございません。台でエラーが発生しているようなので確認させてもらっていいですか?」

 

と言い席をたってもらいゴトを仕込んだ時にできる台横のキズを確認。

 

ぼく「この台はゴトされているのでこれ以上の遊技はできません。」

 

そう言うと少しごねたがマニュアルで決まっているのか稼働停止には応じた。

 

打ち子「じゃあ交換するんで流してもらいますか?」

 

ぼく「申し訳ないですがそれも致しかねます。」

台の横にゴト行為などで遊技機に異常が発生した場合、出玉の交換にお時間をいただく場合や交換をお断りする場合がございます。と書いてある注意喚起POPを指さし説明する。

 

とりあえず台は稼働停止、出玉は没収(流してレシートにしたら11,000枚ありました。)打ち子は事務所に連れてきました。

その後、警察に連絡をし連れていってもらいましたが証拠不十分で結局捕まえることはできませんでした。

実行犯を現行犯で捕まえることができればいいのですが入店から数分でゴト行為が完了してしまうので正直逮捕するのはほぼ不可能に近いです。悔しいですがゴトができないよう従業員の教育やポスターやカメラなどでけん制し抑止していくしかないんですね。

ここからは少し可哀想な話

この日、ちょうど別のお客さんが打っている鉄拳デビルでも万枚出てました。

このお客さんは常連さんで20代後半くらい。いつも荒い機種を打って負けてるんですがこの日は絶好調。機嫌も非常によかったです。

 

打ち子の台が稼働停止になるまでは・・・

 

その常連が打っている台はキズはなかったのですが万が一ゴトだったら笑えませんのでその台も事情を説明しこの台にもしゴト行為が事前にされていた場合、交換することはできない旨を伝える。

もちろんその人はやっていないのだがその前に打っていた人がゴトを仕込んだ可能性もある。

20万円以上の出玉を何も悪いことしてないのに拒否されるお客さんw

まさに絶望って顔してましたw

 

閉店後に台に異常がないことをしっかり確認をして翌日交換に応じると

心の底から喜んでいましたw

自分で出したメダルを交換できただけで得したわけではないのにもの凄くお礼を言われましたw

そのお客様はその後もうちに通い続けてくれました。よかったですw

 

他にもいくつかゴト話はあるのですが長くなってしまうのでまた後日。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ホールの裏事情
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