4号機時代のパチンコ・パチスロのイベント【伝説の時代】

こんにちは。ユウです。

 

パチンコ業界では2011年に広告規制の強化がスタートしました。

“射幸心を煽るような広告宣伝は禁止”となり基本的には“イベント”というものができなくなりました。

 

射幸心(しゃこうしん)とは?
普段の生活ではあまり聞くことがない単語ですがパチンコ業界では頻繁に登場します。
射幸心とは「偶然の利益や幸せを頼む心」、「まぐれ当たりを狙う気持ち」のことです。

 

“射幸心を煽る”というのは

『苦労せずに、いい思いをしたい!』

『偶然思いもしない利益を得たい!』

といった気持ちを刺激して駆り立てることです。

最近だとスマホゲームのガチャも射幸心を煽るとして排出確率の表記が義務付けられるなど規制対象となっていますね。

 

そのような背景があり、現在パチンコ店は

①新台告知
②ファン感の告知
③リニューアルの告知

くらいしか告知ができなくなりました。

そんな中でも例えば特定の機種を毎週1台ずつ導入することで機種訴求をしたりと何とか抜け道を探してイベントのようなことをやっているホールもあります。こちらに関しては地域によってかなり温度差がありますね。

東京はけっこう厳しい・・・

まだ4号機が設置されている頃は数多くのイベントがホールで行われていました。

今回はぼくがスロットで生活をしていた15~16年ほど前のパチンコ・スロットのイベントで特に印象に残っているものを紹介したいと思います。

 

北斗の拳・吉宗などの機種イベント

 

ぼくがスロットを打ちはじめたのは4号機の北斗の拳”吉宗”の全盛期。

特に北斗の拳の人気は大変なもので、北斗専門店といった北斗の拳しか設置されていないパチスロ専門店も多数存在していました。

設置台数は

パチスロ歴代設置台数ランキングNo1

 

62万台!!

 

ちなみに増産に増産を重ねた6号機のリゼロは約7万台。

5号機も例にあげると超絶人気だったバジリスク絆は約6万台、ミリオンゴッド凱旋は約5.5万台となっている。

こう見ると4号機の北斗の拳がいかにモンスターマシンだったかがよくわかります。

 

主な当選契機は中段チェリー(当時は2チェと呼ばれていた。2枚払い出しのチェリーだった為)なのだが朝一店に入ると北斗全台が中段にチェリーがとまっている状態のイベントなどがあった。30Gくらいで当たるかどうかわかるのでカニ歩きをしたいところだが朝一の段階でフル稼働になっていた。

確かイベント名は『さくらんぼ狩り』とかだった気がする。

 

あとはイベント名で衝撃的だったのは

 

『札を取り戻せ』

 

北斗の拳の代表曲「愛を取り戻せ」をもじったイベント(笑)

最初サンドに入れたお金を取り戻せって意味かと思ってたんだけど店員に聞いてみたらフダと読むらしく、時間帯で台に札がついていくみたいなよくあるガセイベントでした(笑)

 

 

吉宗も相当な人気があった。

BIG中の

キーン!!

は多くの人をダメ人間にさせる効果音だった・・・。

設置台数も26万台と歴代ランキングでは4位となっている。

 

吉宗のイベントで印象に残っているのは

 

『シャッターチャンス』

 

北斗の2チェイベントと同じような感じなんだけど吉宗は前兆でシャッターがしまる演出があった。朝一入店すると全台がシャッターがしまっている状態だった。正直あまり当たらないから美味しいイベントではなかったんだけど全台高確中の音楽が流れるのでインパクトはかなりあった。

これはパチンコ店に入社して当時の店長から教えてもらってはじめて知ったんだけどモードチェッカーという機械があってこれを使うと当たりまでのゲーム数がわかったらしい。つまりガセ高確仕込み放題ってことですな。

高確中の動画。懐かしすぎる・・・。

 

あとは

『鷹ラっしゅ』
鷹狩という吉宗の熱い演出と宝を掛けたイベント。

『8台将軍吉宗』
吉宗に8台並びで高設定が投入されているイベント。12台島とかだったので真ん中座ってればつもれたw

とかもあった。いろんなホールがいろんなイベントを考えてたから普通に面白かったなぁ。

4号機の初代押忍!番長なんかも

『○○(ホール名)の歴史にまた1ページ』

とか

『次回の○○(ホール名)~!』

など使い勝手がいいからかよく使われていた。設定6の機械割が107%ちょいしかなかったのでぼくはあまり打たなかったが番長も超大人気機種でしたね。

 

 

まだまだあるぞ!4号機のイベント

末尾イベント

イベント名もいろいろあったけどイベントの種類もいろいろあった。

特にぼくが好き、というか得意だったイベントは

末尾系のイベント

特定の末尾が全台設定6という優良イベントでかなりお世話になった。

 

設定6がわかりやすい機種の末尾の挙動を見て末尾を絞ることで楽勝で設定6をツモれるという神イベントでした。

 

クレ落ちイベント

あとはクレ落ちイベントもよくあるイベントでした。

特定機種でクレ落ちしたら設定6というイベント。

最初は攻めず残り台数が少なくなってきたら打つことで設定6をつもれる確率を上げることができた。

 

クレ落ちとは?
BIGボーナス終了後にクレジットが払い出されること。店員さんに解除してもらわないと遊技ができなくなる。

 

クレ落ちは1回交換の時やクレ落ちしたら高設定確定というような使い方をされていたが、現在はやっている所はないと思う。けどクレ落ちスイッチ自体はまだ台に残されている。

メーカーによるが設定キーの穴のすぐそばにあることがあるので設定を打っている時に気付かずONにしてしまうことがある^^;

昔を知っている人はクレ落ちしたら期待しちゃうと思うけど今は設定を変える時に間違って触ってしまったというアクシデントがほとんどなので期待はしない方がいいと思います。

 

札系イベント

王道なところでいうと

『サメ・エビ・アンコウ』

海物語の数字で設定を示唆する札、

サメ=設定4
エビ=設定5
アンコウ=設定6

といった感じだ。

他にも

『ライオン・ゴリラ・ダチョウ』

『キング・クイーン・ジャック』

『金・銀・銅』

などが設定示唆札としてよく使われていた。

あとは

『ムサシ(設定634)・コジロー(設定526)』

とか

『偶数・奇数』

ここらへんまではまだいい。

意味がわかるからね。

 

ガセイベント連発するぼった店ほど札の数が多かったんだけど

『店長オススメ台』とか

『爆裂予想台』とか

『設定UP』

など数種類の札が1台に刺さっていることも珍しくなかった。

 

 

 

2chの超有名コピペにもあるがまさにこんなホールもあったw

もうね ガセというか必死というか そこまでやるか?!みたいなイベだった

朝一ホールに突入すると金銀銅3種類の札があちこちに刺さってる
「これって金が最強じゃね?wwwww」金札台ゲットでぶん回し
しかし泣かず飛ばず・・・
昼過ぎたあたりで「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」なる札が追加!ww
しかも金銀銅の札よりあきらかに豪華な札!
これはゴールドっしょ!wwwwwで打つも全然出ねえし・・・・

3時になると今度は「プラチナ」「黄金」「金の延べ棒」なる札が追加wwwww
さらに5時を過ぎると「ルビー」「サファイア」「ダイヤモンド」の札が追加・・・ww
6時になると「株主」「将軍」「大統領」の札が追加!www
この辺からほとんどの台に札が刺さってる状態にww
さらに7時には「言語道断」「天変地異」「空前絶後」の札が追加され
「太陽系」「銀河系」「アンドロメダ星雲」
「サメ」「エビ」「アンコウ」
「インド洋」「大西洋」「太平洋」 ぞくぞくと追加ww
ここまでくると全台に複数枚の札が刺さってる状態w
最後10時に「ムー大陸」「ノストラダムス」「ビッグバーン」が追加!
結局 オレの台には「ゴールド」「株主」「空前絶後」「エビ」の4枚が刺さったw

-50k

 

挙句の果てにはタコ確定!挑戦者かかってこいや!みたいな札もあったりw

ちなみにタコは海物語で1の数字担当。つまり設定1確定札・・・。

 

モーニングイベント

朝から来店してもらうために様々なモーニングイベントが用意されていた。

北斗の朝一2チェ仕込みや吉宗のシャッター仕込みもその一種だ。

もっとあからさまだったのはジャグラーでGOGOランプが光ってたりボーナス確定画面になっていたりとボーナスが確定しているというのもあった。

ぼくがスロットをやりはじめた2003年くらいにはすでにモーニングは下火であまり派手にやっているお店はなかったが高校生の時に同級生でモーニングを刈り取ってから学校へ来ているツワモノがいた^^;

ぼくがモーニングで美味しい思いができたなって覚えがあるのは5号機のホークⅢくらいかな。マイナー機だけど5号機ではじめての天井搭載機。リセットするとボーナスを引くまでRTが続くという神仕様。

今だったら台の取り合いになるだろうけど、当時は並びも2~3人とかで複数台打つこともできたのでぬるかったなぁ(笑)

 

ボーナス早掛けイベント

条件は様々だが特定機種で

「BIG5回達成した人は設定6に設定変更」

とか

「1000はまり達成で設定6へ設定変更」

のように高設定へ設定変更してくれる系が多かった。後日設定6が打てるチケットみたいなのをもらえる場合もあった。

パチンコはその時、ほとんど打ってなかったからわからないけどパチンコも最初に当たった人は店長がヘソの釘をガバガバに叩きなおしにくるなんていうめちゃくちゃなイベントもあったらしいw

自由過ぎるだろ・・・。

 

ポイントを貯めて設定6が打てるイベント

 

ボーナスを引くともらえるスタンプを貯めると好きな設定6が打てるなんていうイベントもよくやっていた。

ただぼくがスロットをやりはじめてすぐそのサービスは終わっちゃったから結局一回だけしかポイントを貯めて設定6を打つことはできなかった。

その時はスロットをやりはじめたばかりで主役は銭形しか打てなかったから銭形を打ったんだけどBIG中に1G連確定したのにストック切れてて店員呼んだ記憶がある。結局知識もあまりなかったので言いくるめられたけどw

 

レディースイベント

当時は女性のユーザーが今よりも少なかったのでなんとかして女性客を呼び込もうとレディースイベントはけっこうあった。

ぼくも当時付き合っていた彼女を連れてよく参戦したもんだ。

レディース台は女性しか座れない代わりにスロットであればほぼ高設定、パチンコであればぶんぶん回るような台ばかりだった。

大体は彼氏連れの女性で座れば勝てるイベントだったので競争率はけっこう高かった。

 

あとはカップル向けのイベントもよくやってた。

店員の前でキスしたら設定6チケット貰えるとかがあった。上野ではあまりなかったけど横浜とか川崎、例えばタイガー7とかは当時イケイケなんでそういうイベント多かったw

参加人数多すぎてじゃんけんでいつも負けてたので結局キスすることはなかったんだけど。

 

無法地帯だったけどあの空気がとても好きだった。

その他にも営業が終わった後に設定確認をさせてくれたり1000円分のメダルを無料で配ってたりパチンコなんかも毎月10日だけ3.3円交換の店が等価になったりと今思うとやりたい放題の時代だった。

ガセイベントも超多くて最初のころは何度も騙されたけどすごく楽しかった。

どこのホールも射幸心を煽る営業しかしてなかったから今じゃ絶対にできないけどw

その時はまだタバコもJRのホームとかでガンガン吸えたしパチンコ屋以外もいろいろとゆるかったなぁ。

またいつかそんな時代がくることを祈ります!多分こないけど・・・w

 

 

今回は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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