2020年4月7日、新型ウイルスコロナの感染拡大を受け「緊急事態宣言」が発行されました。東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県が対象です。
期間はゴールデンウィークが終わる5月6日までの約1カ月間の予定。感染拡大を防ぐことと医療体制をととのえることを目的としています。
この「緊急事態宣言」によって外食や娯楽産業、商業施設などを運営している各企業は対象地域にある店舗の休業を決めました。
スポーツクラブやカラオケ、マンガ喫茶など多くの施設が休業する中、対象地域のパチンコ店もほとんどの店舗が休業を発表しています。
【緊急事態宣言】臨時休業に入るパチンコ屋まとめ https://t.co/OBjcmcn24M
— スロパチまとめらいん (@suropachi_line) April 7, 2020
営業時間短縮で営業を続けるところもわずかながらあるみたいです。大手はほとんど休業ですね。
パチンコチェーン店の基本方針
本音を言えばどこの大手チェーンも営業したいです。営業したいですけど非常事態ですからね。しょうがない。
以前、他の記事で書きましたがパチンコ店は経費が異常にかかります。
パチンコ店の経費
まあ営業しないので経費は家賃くらいですが。規模にもよりますが家賃くらいといっても都内だと1,000万円以上かかるとこなんてザラにあります。
さらにもっとやばいのは従業員の賃金保障。
労働基準法に基づくと会社都合での休業の場合は「平均賃金の6割以上の手当」を支払う義務がある。新型コロナウイルスによる営業自粛などもこの枠に入るので基本的には企業は従業員に手当を支払う必要ある。利益がないのに6割の賃金を払うので相当な赤字である。
大手はともかく都内に数店舗しかないお店や過疎店などは耐えきれない可能性も十分考えられる。そのことから貯玉を降ろす人が急増w
目標達成できたから今日は貯玉全ておろして帰宅😊何きても当たる😭金文字、ST中の金保留とか初見😭❤️エンディングは見れずやけど自分の記録は更新🥰500円でここまで伸びたのは嬉しかった😭時短引き戻しの10連、単発、また時短引き戻し18連😭♥️目標達成したのでとりあえず卒業😌👌 pic.twitter.com/mXNFH8xYJN
— sa_mama.aipi (@jinHwan___bObby) April 7, 2020
念の為、今から貯玉全部おろしに行ってきます。 pic.twitter.com/0EniuhestV
— リトル・ホンダ (@doahooooooo) April 7, 2020
ぼくもけっこうな額を貯玉していたので少し降ろしてきた。
潰れると困るっていうより休業中は貯玉がおろせなくなるからってだけなんだけどね。
実はこれはこれでパチンコ屋さん的にはきつい行動w
何故なら特殊景品が減ったらその分は問屋から購入しないといけないから。通常通りに営業してれば売上から特殊景品が買えるけど休業しちゃったら売上なくなっちゃう。小さいパチンコ店は貯玉制限をしている所もあるみたい。
大手パチンコ店の戦略
では本題に入ります。
まず首都圏に店舗を固めているとこはどうしようもないのでじっと耐えるしかない。休業を早々に発表できているところは一ヶ月休んでもなんとかなる見込みがあるとこ。逆に今の段階で時間短縮とかでなんとかしようとしているとこはけっこう経営がやばい可能性が高い。一ヶ月休んだら潰れちゃうよーみたいな。
大手は大体すぐ休業発表してたからひとまず耐えられる見込みがあるんでしょう。
問題は全国展開している大手チェーン
マルハン、ダイナム、ガイアなどの全国展開チェーンはどのような戦略をとってくるのでしょう。
結論を言っちゃうと
絶対出さないw
理由は非常に単純で休業店舗の補填を営業店舗でしないといけないから。
チェーン店のいい所は利益や台を他の店舗に回せるところです。
遊技台は少し稼働落ちてきた新台を他のお店に新台として回せたり地域によって新台の人気に差がある場合などに臨機応変に対応することができます。またたくさん買ってくれるからメーカーさんもいい台を最速でたくさん売ってくれたり安くしてくれたりといいことづくめ。
そして何よりチェーン店の凄いところは予算を回せるところ。
例えば強化したい店舗に月間3,000万円の放出予算を割りあてるとした場合100店舗ある大手チェーンだと1店舗から月間で30万円多く利益を取ればいいだけだからね。月間30万円の利益の上乗せなんて誤差レベルで超余裕。
600台の店舗だとすると300,000円÷600台=500円
つまり1ヶ月の間で1台につき500円多くの利益を取ればいいわけだ。1日換算すると約16円w
4円パチンコ4玉分だ。それだけの利益の上乗せで100店舗あるお店だと3,000万円が他の店に回せる。
3,000万円分の放出予算っていったら機械割110%の設定6を600台くらい使えるわけ。旧イベを再度盛り上げたいとかで7の日に毎回設定6を100台使っても余っちゃう。
設定6を100台使えるってめちゃくちゃインパクトあるでしょ。
でも他の店舗はほとんどお客さんに気付かず利益を取ることができちゃう。
チェーン店恐るべし・・・。
少し脱線してしまいましたがこのようにチェーン店は利益を他の店舗と分けあうことができるので間違いなく休業店の補填をしなければならないので出すって選択肢はあり得ません。
パチンコ・スロットをどうしても打ちたいから首都圏から離れて他の県にいってもあまりいいことはなさそうですねw緊急事態宣言が出ていない県の方もおとなしくしてた方が良さそうでうね。
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【新型コロナウイルス問題】自粛中のパチンコ依存症の家での過ごし方
今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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